筋肉の打撲の処置

応急処置として「PRICES」が知られてますが、筋肉を強く打撲してしまった時は圧迫を優先しましょう!
打撲して損傷した血管から出血が起こります。そうすると、多量な出血により細胞の増殖が起こり、筋肉が硬くなったり癒着しやすくなります。その結果、回復が遅くなります。どんな出血でも、圧迫することが効果的に止血する方法ですので、筋肉の打撲の場合は、アイシングよりも圧迫を優先してください。アイシングは、その上から行ってください。

例えば
大腿部前面(太ももの前側)

打撲した部分を中心に、包帯やテーピングで強く巻きます。それと同時に、膝を出来る限り曲げて大腿部の筋肉を伸ばします。伸ばすと痛めた筋肉が付かなくなると思われると思いますが、部分断裂あれば影響はなく、伸張制限も少なく膝を伸ばしておくより早期回復が期待できます。

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