風が強い日が続きますね。
風が吹かなければ、陽射しがあって暖かいはずですが。。。
ドアの開閉や飛来物に気をつけて下さいね!
さて、本日は「リハビリ」についてのお話しです。
怪我(骨折、靱帯断裂)をした際に程度に依りますが、ギプスや包帯・テーピングなどを使って固定し、痛めた部分が悪化しないように、また早期回復するように安静を保ちます。動かないようにする訳ですね。
皆さんも、固定をされた経験ありますか?
しっかりとした固定を数週間すると、怪我した部分は順調に組織が修復し、レントゲンやMRIの画像上では、離れた骨や靱帯や腱がくっついた状態になります。
理学療法を行わない整形外科では、この段階で「治癒」と診断され通院が終わります。
しかし、数週間固定された関節や筋肉はどうでしょうか?
関節は固まり筋肉は衰え、この状態では日常生活動作で支障が出てきてしまうほど。
研究によると、1週間のギプス固定で、筋力は10%程度低下すると言われております。
当院では施術の段階で、悪影響のない範囲で定期的に固定を外し状態確認をし、組織の修復を早める為に『アキュスコープ』通電で、最小限の拘縮に留めるように努力しております。
現在も、「アキレス腱部分断裂」「肋骨骨折」の方に来院頂いてますが、日常生活動作の回復のために、積極的に「リハビリ」を取り入れております。
『硬くなった部分を緩め、動きを引き出し、筋力をつける』
「骨折した部分は痛みは消えたければ、身体が捻られない。腕を上げると痛い」。
「アキレス腱は付いたけれど、足首が動かない。体重が掛けられない。」。
このような状態では、庇った使い方をして他の部分を怪我したり、慢性的な痛みが続く可能性が高いです。
こういった重傷な怪我は、「リハビリ」で直ぐに良くなるモノではありませんがコツコツと積み重ねることで、必ず元の生活が取り戻せます!
ココロが折れそうになるかも知れませんが、諦めないで下さい!
少しでもお役に立てるように努力致します!